検証しようと考えた経緯
いつもありがとうございます。
筆者のナルです。
またまたダイヤモンド・ザイを読んでいたところ、今回の記事のタイトルにありますインフラファンド特集が4ページほど組まれていました。
「たった4ページってことは雑誌としてはそこまで注目してないのかな。。」
なんて最初は思ったのですが、結果として私はその記事に夢中になりました。
その理由を端的に示しているのは次の表です。
注目してほしいのは、年間利回りです。
前回Jリートの検証記事をあげさせていただいたのですが、その時は利回りが最も高い個別銘柄でも6%程度でした。
しかしインフラファンドの場合、なんと平均で6.93%の利回りを確保しています!
インフラファンドの初上場は2016年の6月2日の「タカラレーベン・インフラ投資法人」が最初です。ですので、3年もたたない2019年3月20日時点では、インフラファンドの上場中の銘柄は全6種ほどしかありません。
さあ、そこで気になるのが、今回の記事タイトルにあります、
「インフラファンド全6銘柄に月5万円投資するといつ年間分配金300万円になるのか」
です。
前回のJリート版の記事をご覧になっていない方は、よろしければ下記リンクからお願い致します。
setsuyakumannaru.hatenablog.com
インフラファンドとは
検証の前に簡単にインフラファンドについて説明させてください。
インフラファンドとはJリートの再生可能エネルギーバージョンです。
Jリートが投資法人が不動産を保有し、賃料から収入を得るのに対して、
インフラファンドは投資法人が太陽光発電システムや風力発電システムなどを保有し、それを運用者に貸し出し、賃料を得ます。
運用者自体は、生産した電気を固定価格買取制度のもと20年間同じ価格で電力会社に売電することで利益を得ます。
つまり賃料が非常に安定しています。
またJリートと同じように、投資法人は利益の90%を分配金に充てることで法人税を回避しています。
そのため高利回りの分配金が実現することになります。
検証条件
いよいよ検証に移りたいところですが、まず検証条件を下記のように設定します。
① スタート時、全銘柄を1つずつ保有している。
② 毎月5万円ずつ給料から積み立てを行い、分配金とあわせたお金で月の頭に、下記銘柄1~6を順に購入していく。ひと月に2銘柄以上買うことは可能とする。
③ 手数料や税金はかからないものとする。
④ 分配金が年間300万円に到達したら検証終了
では、いよいよ検証スタートです!
検証開始
1年目
1年目の分配金総額は58,622円です。これはいったい高いのか安いのか、まだわかりませんね。
5年目
飛んで5年目です。
分配金275,011円を達成!これは、なかなかいい気がしてきました。
9年目
なんで、9年目などという中途半端な年をピックアップしたか。
それは、分配金が551,131円、という50万の大台に突入したからです!あ~素晴らしいぞこれは!
14年目
14年目にとうとう年間の分配金が100万を突破し、1,024,644円となります!
もうここでやめてもいいような気がしますね(笑)
21年目
はい、200万円を突破しての、2,031,934円です!!
もうゴールは間近か!?
26年目
ついに、ついに念願の300万円に到達しました!
26年目にして辿り着いたその年間分配金額はなんと、
3,113,752円!!
うおおおおおぉぉぉぉおお!!!もう働かないぞ、俺は!!!!!
まとめ
・インフラファンドに月5万円ずつ投資していけば、26年で年間分配金が300万円を超える。つまり26年でセミリタイア可能となる!
最後に今回の検証の結果を表とグラフに示しました。
よかったらご参照ください!
グラフで見ると、複利の効果ってすごいってなりますね!