今日も一日お疲れ様です!筆者のナルです。
楽天マガジンにて日経おとなのOFF3月号の節約ワザ特集を眺めていたところ、面白い節約技が目に留まりました。
お薬手帳の提示で10円から40円の得に
私はこの簡潔な文章を見て、すぐには腑に落ちず次々と疑問が浮かんできました。
「え、お薬手帳って過去に処方された薬の記録を管理するためだけのものじゃないの?」
「10円から40円の差っていったいなんなの?」
「もしかしたら処方箋の薬代を節約する方法ってほかにもあるの?」
などなど
ということで、今回は上記の疑問を解決するために色々調べ、そして簡潔にまとめました。短いですがぜひお付き合いください。
10円から40円の差はなんなのか?
詳しく調べてみますと、薬局で薬を調剤してもらう際、「薬剤服用歴管理指導料」が発生するそうです。
そしてお薬手帳を提示するか否かでその料金が変わってきます。
提示:380円
提示しない:500円
その差:120円
となります。ここで、「なんだ120円安くなるじゃない」かと私は早とちりをしてしまいましたが、そうではありません。
薬には保険がきくので、年齢等により自己負担が1割か3割になり、その結果値引き額が10円または、30円というように変化するわけです。
この値引きはほとんどの薬局で使えるのですが、値引きを受けるには下記の条件があります。
「6か月以内に同じ調剤薬局で調剤してもらったときのみ」
つまり、いつも行く薬局は決めておく必要があるということですね。
この記事のあとで、その薬局を選ぶとっておきの方法を紹介しますのでお楽しみに!
なぜお薬手帳を提示すると安くなるのか?
そもそもこのお薬手帳を提示して、値引きを行う制度自体2016年の4月からスタートした制度だそうです。
しかし、面白いことにプレジデントオンラインによると2000年から2016年3月までは、反対にお薬手帳を提示すると値引きどころでなく、むしろ20円が値段に加算されていたそうです。
president.jp
ですが、国としては「お薬の不一致にともなう薬の飲み残し」を減らすことが医療費の削減につながると考え、お薬手帳を普及させる方針に鞍替えをしました。
そのためお薬手帳を提示するインセンティブとしての値引きが生まれたというわけです。
処方箋の薬代を節約する方法はほかにもあるのか?
調べてみましたところ、次の薬剤師さんが書かれたブログによると薬局の経営規模やジェネリック医薬品の使用割合、そして地域貢献度により薬局ごとに全40パターンの料金体系が存在するとのことでした。
pharmacyassistant.xyz
また、このブログの素晴らしいところは昨日の記事で紹介したgogo.gsのように薬局ごとの料金体系をマップ上にプロットしてくださっているところです。
setsuyakumannaru.hatenablog.com
リンクを張りますので、ぜひご覧になってください。
私自身実際にピンが打たれたマップを見て、近くの薬局どうしでもこんなに薬代に差がつくのかと驚かされました。
このマップを見て、あらかじめ通いやすくて安い薬局を探しておけば、お薬手帳の提示とともに二重に得ができるようになります。
pharmacyassistant.xyz
まとめ
・お薬手帳を提示すると10円から40円安くなる
・薬局により薬代が異なるので、あらかじめ安くて通いやすい薬局をみつけておくとよりお得!